こころが目に見えない理由。
最近、小中学生の自死がニュースになることが多いです。
ある程度、お金をもって、外の世界が広くなってくると、危険な場所から逃げたり、自分が選んだ病院行ったりできるんだけど、15歳以下の人たち、15歳以上でも誰かに縛られている人たちは、思うように動けない。
何かのつながりでここに来た、現実と戦う勇者さんへ。(いるかわかんないけど)
これだけは伝えたい。
「世界って、日本って、自分が思っているより広いよ。」
ってこと。
今は誰も自分のことをわかってくれないかもしれないけど、
生きていれば、わかってくれる人はいるから。絶対に。
「もっとつらい思いをしている人がいるから、自分は耐えなくちゃいけない」なんて、絶対に思っちゃだめだよ。
擦り傷は、消毒して、ガーゼか絆創膏を貼れる。
切り傷も、消毒して、絆創膏を貼れる。
骨折したら、病院行って、固定してもらう。
(大体の人は)同じ身体の構造してるから、同じように対処すればいい。
それで治るんだから。
だけどね、こころは人によって、大きさも強さも違うんだよ。
他人のこころは目に見えないから、しんどさとか苦しさとかわからないけどさ。
こころの痛みは、他人と比べるものじゃない。
あなたが今抱えている痛みは、あなたにしかわからない。
骨折してる人に絆創膏貼ったって治らないでしょ?
もしそのまま治ったとしても、骨が歪んじゃうかもしれない。
比べちゃダメなんだ。
比べるものじゃないんだから。
今、必死にあがいて、助けを求めても、
誰もわかってくれないかもしれない。
だけど、絶対にいるから。
生きろ、なんて言わない。
ただ君が、息をして、ごはんを食べて、お手洗いに行って、
ただそれだけでいい。
君が大きくなったとき、
君はそのへんの人間より優しい、人間らしい人間になれる。