bonの暮らし

メンヘラの備忘録

彼はきっと緘黙症

こんにちわ。bonです。

先ほど帰宅しました。

・・・つかれた。気疲れがすごい。

そして離人が酷くなった。

行かなきゃよかった。帰宅しても寝れない。くつう。

 

 

おじさんが言うには「気分転換になったでしょ」

・・・なってません。わたし、お金がないから家から出ないだけで、気分が落ち込むから外に出ない訳ではないんです。

至って通常運転なんですよ。周囲が「不幸者」として見てるだけなんです。

わたしはわたしを幸せにするための準備をしているだけなんです。

もう、本当に疲れた。何もわかってない。自分視点の世界。

「子どもを憎む親なんていない」っておじさんはいうけど、そんなの世界が狭すぎる。

時には突き放すのも愛情だよ。突き放されない、スライムのようにまとわりつく歪んだ愛情はいらない。

 

 

緘黙(かんもく)症。

わたしの同い年の従兄弟はきっと緘黙症です。

幼い頃から、自分から話すことはありませんでした。聞けば返事はするけど。

私たちは、大人しい子どもだったので、よく二人で一緒にいました。

彼はいま、父(おじさん)の元で働いています。高校卒業直後は独立してなかったので、その間は事実上のニートだったのかも。

 

 

ただの人見知りで、そこらへんにいるあんまり話さない人なんじゃないの?

と思われてしまいそうですが、違います。

彼、あまりに話さなさ過ぎて、病院をたらいまわしにされ、原因がわからないだの、よくわからん薬を飲まされただの、とあったようです。

まるでわたしのよう。

 

 

原因がわからないなんて、当然です。

周囲の自覚がないのだから。不幸者はひとりでいい、と。

 

 

わたし、彼はよく生きてるなあと思います。

口うるさい自己主張の激しい親父と、物静かな母。暴れる兄。口が強い祖母。

昨晩、ずっと考えていました。

・・・緘黙症の人って、そのうち消えてしまうのではないか?と。

彼は本当に何も話さないので、何を考えているかわからないんですね。

それに、今回は彼が出かけたという話の収穫はなかった。(前回はわたしの地元に来た話を聞きました)

この前はなかった左耳のピアス。わたしがいることで、過剰な気遣い。

きっと、わたしの何倍も何十倍も他人の考えや気持ちがわかるんでしょうね。

 

 

爆発するならいいんです。

病気でも、自傷でも、ネットの世界でも。

でも、彼はふっと消えてしまいそう。

 

 

連絡先を聞きたいけれど、彼はわたしのことが大嫌いかもしれない。ただ拒否できないだけで。

だから、何もできずに帰ってきました。

 

 

最初は、口に出さないから楽かなあ?と思っていましたが、

よく考えたら、話したくないのに、話せないのに、それが文字に変わったって伝えるはずがない。

 

 

ただただ、わたしは彼に問いたい。

 

 

いま、しあわせ?

 

 

彼は、親の過剰な愛情を受け続け、実質支配されている。わかっていていけないことをする兄、それを激怒する父。大事な時に助けてくれない母を見て、学習性無力感で自分から行動することができなくなった。

・・・それで幸せならいいんだ。わたしはその幸せを崩すことなんてできないよ。本人が壊れていなければ。自覚がなければそれでいい。動物園で生まれた赤ちゃんは、外の世界を知らないほうが幸せ。

 

 

だけどもし、彼が現状に満足していない、納得していないのであれば、それは大問題な訳で。

 

 

もしわたしにお金があって、家を出ていたならば、無理やりにでも実家から連れ出したでしょう。

 

 

世界はこんなにも広いんだよって。

心の底から楽しんでいいんだよって。

わがままだって言っていいよ、それが自分なんだよって。

 

 

彼ねえ、俗にいうイケメンなんですよ。

長身だし。まあちょっと細すぎるけど(笑)。話せないのに、高校時代彼女がいたこともあったし。

だから、余計もったいないなあ・・・っていう、ただのババアの心配です(同い年)。

 

 

うーん、やっぱり連絡先くらい教えてもよかったのかなあ。

アクションを起こせなくてちょっぴり後悔中。

 

 

ていうか他人の心配する前に自分の心配をしろという話です。

とりあえず寝ます・・・。